【いのちを刻む音の中で】
先日、強行ではありましたが、この日しかなかったので、【いのちのミュージアム】に行ってきました。
ここには、理不尽にいのちを落とさせられた方々が、アートとなりメッセンジャーとしてメッセージを伝えてくれています。
生きていた時の身長に、履いていた靴👞
ご遺族が書いたメッセージを胸に、それぞれの足元で時計が時を刻み続けている場所です。
様子を少し撮らせてもらいました。
学校の跡地の三階がこのミュージアムです。
創設者の鈴木さんも悪質な交通犯罪により息子さんを亡くされた芸術家の方でした。
募る思いを記したい気持ちは山々、
受けた気持ちや細かく描きたいけど、足を運んでもらいたいので詳細は、省きますが
このメッセンジャーの皆さんは、刑務所や全国を回っているそうです。
私たちのプロジェクトでも刑務所や少年院を回るのが掲げている目標の一つです。
上手く書けませんが、それは反省して欲しいとかそんなレベルではなく
被害者やご遺族や被害者家族、加害者、全員が誠実に根本から立ち直らなけば、悲しい世界が増えるだけだと思うからです。
そういう意味で刑務所や少年院は、重要な場所に思います。俗世間にいては、本人が更生したいと思っても周りがそうさせてくれないという日常の現実の中に溺水させられるし、難しいと思う。でも、本質的に彼らの根元を揺さぶられなければ、それは起きない。
私が思うのは、言葉や態度だけでは足りないということで
高木社長が創ってくれた432HzピアノとKUNIKOさんの即興演奏なら、言葉を超えて振動として彼ら彼女らの琴線を震わせ<きっかけ>を与えられるかもしれないと思うことからです。
うまく書ききれませんが、ご遺族においても同じ気持ちです。琴線に触れ我に帰れるきっかけが生めればと思います。
交通事故や事件と無縁だと多くの方々が思われているかもしれませんが、決して無縁では有りません。突然巻きこまれたり逆に、自分が加害者になってしまうこともある。かもしれません。
まずはともあれ、ここに一人でも多くの方々に行ってもらいたい。
これ以上、被害者と加害者を増やさないために、
自分には、関係ないと思う人ほど足を運んで欲しい場所です。
松澤