黒山の先人たちが植えた日本最古のゆずを復活させるプロジェクトにも
村塾生たちが関わってくれています。
「 私が小さいことは、桑畑でね、この辺はお蚕様だったんだけど
祖父の代でね、おじいちゃんが柚子の木を植えたもんだから
今じゃ、手間がかかる上にゆずは商売にはならないだけど
でも、自分のおじいちゃんが植えたものだからね、
会社で仕事をして、土曜と日曜にこうして畑をやってはいるんだよ。」などという
農家の方のお話を直接聞いてそれぞれ感じるものがあったみたいです。
初めてのゆず狩り
トゲがすごく痛くて、枯れてもゆずのトゲは残って長靴を突き刺すから
後片付けもみんなで落ちた枝を集めたり
思いゆずを一緒に運んで疲れた身体はゆず風呂で癒したり。
ゆず狩りをした後は
みんなで観光客の方々に新鮮無農薬のゆずを破格でおすそ分け
どうやったら喜んでもらえるか工夫して
声をあげて売りました。
優しく声をけてくれる人もいれば
平気で無視していく大人もいたね。
ちょっと悲しいけれど
こういう経験を通して、キミたちが大人になって優しい人になっていってくれると
知っています。
黒山の町の方々に村塾生たちも
いい経験をさせてもらっています。
販売用に取らせてもらったゆずの
2日間に渡り売り上げたゆず代は、
農家さんへのお礼と
柚子胡椒の瓶代となります。
黒山柚子胡椒物語まだまだ続きます。