FIAAの原点

私たちが生まれ、生きるこの歴史ある誇り高き日本、しかし日本はこのままでいいのだろうか?いいわけがない!

2017年の年末、いてもたってもいられず、
私たちは、第二の故郷というほどにKunikoの音楽を育てた土地【ハンガリー】に強行渡航しました。

そこで、私たちが観たものは、街中がアートであり、そのアートの中に歴史が刻まれ、ハンガリアンの精神が音楽とアートにより形成されている風景でした。
更に、ここには100年以上も前に、すでに緻密にシステム化された音楽教育と、それによる経済効果の想定を確立されたベースがある世界がありました。

穏やかな学校生活と何より美しい先生と子供たちの歌声。
毎日、豊富にあるアートや音楽の授業時間。
ハンガリーの子供たちのずっとずっと聴いていたくなる美しい歌声。

日本でありがちな「元気に大きな声で歌いましょう!」とは違う!全く違う!
日本のように0歳から英才教育などしない。小さな子にピアノなど無理に弾かせない、絶対音感は重視されていませんでした。

時期を待つ。
「遊び」の中で、楽器を使える身体を作っていく。
リズムや音階を身体で学んでいく楽器に触れるまでは自分が楽器なのです。
歌声や音色、ハーモニー、調和が作り出されるから心地が良い!合唱を行うことで調和を知っていく。
音楽なら、アートなら、この混沌とした日本を、子供たちを救えるかもしれない、
音楽なら、戦後、GHQにより失われてしまった本来の日本人としての、精神・文化・歴史・摂理・道理を学び、一個人としての体軸を形成していくことができる、と直観しました。

問1の答えは、アです! 正解!
問2の答えは、ウです! 正解!
テストの点数がモノを言う時代にもう終わりを告げよう!
人生の課題は、暗記では到底解決できない!
感じる力・受け止める力・自分の意思で考える力・答えを導き出す能力<生きる力>必要なんだ!

親や他人の目を気にし、自分の意見はしまっておく。
人と同じじゃないとレッテルを貼られる。
だから、楽しいことや、やりたいこともたいしてない。
そんな時代は終わりにしよう!
それぞれの個性を大切に伸ばし調和を目指してこそ、豊かな人生、社会が創れるんだ!

この年になって、改めて、ハンガリーの子供たちから学んだことです。

上左から:松澤、カールマン・ドラフィ教授(国立リスト音楽院主任教授)、Kuniko、盛田常夫先生(経済学者)、
下:パルシック・ヘディ先生(国立チェーベクエルナ芸術学校学校長)

私たちは、ハンガリーの先生方のお力を借り、ハンガリーの音楽教育を学びながら、「これをどのように日本に落とし込むか?」を考えました。
そして、日本の戦火を生きた以前の教育を知る先人たちを訪ね、当時の教科書や当時の思想を直接学び、日本人が大切にしてきたものを残し後世へ伝えることが重要だと気が付いたのです。

これまでの常識をはるかに超える調和人「ハルモニアン」や多芸多才なパフォーマー「ファンタジスタ」たちを育て伸ばすアカデミアの創設

私たちは、「家族だから伝えられること家族だから伝えられないこと」があることを知っています。

FIAAでは、実際に、自分たちで世界・日本中を旅しながら、この目でみて、この肌で感じてきたものだけでなく、海外や全国各地から、あらゆる道のスペシャリスト・経験者たちをお招きして生身の授業を展開しています。

ここは、異色のコンビ「現役ピアニストとフィジカルメンタルトレーナー」がつくった情操体育芸術カリキュラムが体験できる場所です。
世界レベルで活躍するアーティトやアスリートから学んだり、この霊山に住む村の人たちから学んだり、自然の中で五感を研ぎ澄まし、山野を歩き、水や生き物に触れたりして、しっかり感じる力が養えます。
ゼロからものを創造したり、芸術を使った表現を学んだり、コミュニケーションを学び、和の文化や行事、他国の文化や武道の体験や呼吸法などで心と身体を整え、魂を磨いていきます。


FIAAは、
日本にたったひとつの
国籍や障害、年齢の枠を超えた
人生の基礎を築く
特別なアカデミーです。

 

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2020年2月16日

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