きつねくんの賢者の羅針盤シリーズ【きつねとKUNIKOのパンドラの箱の物語】

やぁ!みんな毎日を楽しんでいますか?

今日は、ボクたちのプロジェクトを始めた時のお話だよ。

 

ボクは、オトナきつねになるまでハヤミさんや社長さんや

たくさんの人にお世話になったので何か恩返しをしたいと思ったんだ。

 

ボクの周りにはいつもたくさんの素敵な人たちがいて

いつもボクを支えてくれているからね。

どうしたらみんなに恩返しができるかいつも考えていた。

その頃、ボクはたまたま kunikoのピアノ教室の発表会に行ったんだ 。

たくさんのお友達がピアノを弾くってうからね。

始めてピアノ発表会を見に行ったの。

 

たくさんのお友達が緊張の趣で家族と参加していたぞ。

みんな自分が弾き終えると安心してたみたいだった。

最後に、kunikoが演奏したんだけど

その時、僕はすごいものを見てしまったんだ。

 

Kunikoがピアノを弾き始めると

ざわついていた広い会場のみんなが一瞬にしてkunikoの音色に釘付けになったんだよ。

そして、どんどん光が灯るようにみんな笑顔でキラキラし始めたんだ。

ボクは直感した。

Kunikoは音楽の魔法使いなんだ。

ボクは、次の日の朝、早起きをするとkunikoを訪ねて

その魔法を使って一緒にみんなをしあわせにできないか相談したんだ。

そこからボクらの音×恩おくりプロジェクトがスタートしたんだよ。

 

たくさんのアイディアを出し合いながら、意見を交換したり

ボクらはそれぞれの話もたくさんしあった。

ボクは、

これまでボクにいろいろな大切なことを教えてくれたり助けてくれた人たちに、恩返しをしたかったんだけど

ある時、気がついた。

恩返しができるとそれで一端、『ありがとう』が完結してしまうんだ。

それに…ボクがお世話になった分の恩返しなんてそうそう簡単にできるものではなかった。

なぜなら、凄い人たちや凄いありがたい恩恵を受けてきたからね

ボクごときに到底返しきれる恩ではないんだ。

そこでkunikoと他の方法を考えた。

もし、『ありがとう』が完結せずにリレーされていったら

この世界は素晴らしいものになるんじゃないかな?

次の人に『ありがとうをリレーしよう!』

それがボクらの『完結しないありがとうリレー』のスタート

コンサートに来てくれた人が、そこで終わらずありがとうをリレーしてくれた。

 

世の中がもっとハッピーになると思ったんだ

でもね、

無我夢中になりすぎたボクら

いいことをしよう!みんなの為になるとがんばればがんばるほど大変なことが起こった。

 

身近な人たちの

勘違いや妬みや嫉みがボクらを襲った。

 

もちろん、結果には原因がある。

無我夢中になっていたボクらにも原因があったのはわかっていたんだ。

前に賢者が教えてくれたこともあった。

何か特別なことをし始めるたり頑張り始めたりすると

大切な人ほど大切な人に変わってほしくないって思う。

そういう人たちも出てくるぞってね。

 

でも本当の大切な人ならボクは応援してくれるものだと信じてるから、

だからボクは慌てなかったんだけど

でも、その事態は、止まらず悪化してしまったんだ。

 

ボクらだけでなくその人たちも傷ついたりしたのもわかっていた。

 

でも、ボクらのミッションだから無意味に邪魔されたくなかった。

何としてもやりきりたい!

もうダメなんじゃないか…

でも諦めたくない!

などもなんどもそんなことがたくさん起こった。

 

そんな時、ボクの仲間たちからたくさんのメッセージが届いた。

 

その中で

『きつねくん!パンドラの箱を開けちゃったな?』

何人もの人たちがそんな風なメッセージをくれた。

 

みんなはパンドラの箱について知っている?

ボクはなんとなく大変な収拾のつかない事態の時に使うような言葉だと思っていた。

だからまさに今のボクにピッタリかもな…って思った。

しかし、ボクらは誰かを傷つけたり、痛め付けようとしたわけでない。

なのに、パンドラの箱を開けてしまって

むしろ、この世の中をもっともっと豊かにしたいプロジェクトなのに

なぜなだろう?

 

そこでボクらは、パンドラの箱について知らないことを調べることにした。

 

するとこんな話だったんだ。

 

パンドラと言うのはギリシャ神話に出てくる女の人の名前だった。

『命と全ての贈り物』という意味なんだって。

ゼウスと言う神様が、美しくて素敵なパンドラという女性を創り

当時、男性しか存在しない争いも恋愛も、災いもない

平和な世の中に送り込んだという話。

 

パンドラが地上に降りるとき

神様はパンドラに箱を持たせ言ったんだって

『いいかい?パンドラ?この箱は絶対に絶対に何があっても開けてはいけないよ!』

 

Oh!no!!!

神様はなんてイヤらしいんだ…

そんな箱、持たせなきゃいいのに…

なぜもたせたんだ??開けるに決まってるじゃないか〜!

 

まぁ、パンドラも我慢していたらしいけど

そりゃあ、神様がそんなことを言うんだよ?

中身が気になって開けちゃったってわけだよ。

するとその箱の中から

妬みや嫉み、イライラ、恨み、裏切り、不安、争い、病、死、貧困、嫉妬…

見るのもきくのもイヤなものばっかりが出てきたんだそうだ。

 

パンドラの箱にはそんなネガティブなものや災いが詰まっていたんだって

慌てて蓋を閉めたパンドラだったけど

時すでに遅し…

 

何もなかった世の中に災いやネガティブがぶちまけれられて

しまったんだって…

Kuniko〜ボクがパンドラの箱を開けてしまったってことは

もう、ボクらがやろうとしていたことは終わりなの??

 

ボクがそう嘆いた時

Kunikoが続きを読んでくれたんだ。

『きつねくん!落ち着いて!大丈夫!続きがあるみたい』

何とパンドラが箱を閉めた後、箱の中から

『開けてください!どうか!出してください!』という声がしてきたんだって。

 

パンドラが再び蓋をあけると

『 私の名前は、希望です!

私は、これから人間たちと一緒にいて

災いから彼らを救います!

でも、その為には、私がいることを忘れないで欲しいのです!

 

災いはいつでも人間を襲います!

だから私のことを思い出して欲しいのです!

人間が私に気づいてくれないと支えることができません!

いつでも私がいることを忘れないでください! 』

 

よかったよ〜〜〜!

よかったよね。Kuniko〜〜〜〜〜〜〜〜!!

そんなワケでボクらは、

自分たちが気付けなかった失敗や後から思えば

傷つけてしまったりしたことを反省しよく考えた。

 

そして世の中には残念なことに今の時点では相容れないという人もいること

人としてありえない悪魔のようなことをすると思うようなことを平気でする。

そんな人たちがいることも学んだんだ。

そしてそれは思いもよらない身近な人だったりすることがあるということも

学んだんだ。

希望にかけることにした。

 

これもボクの大好きな賢者が教えてくれたことなんだ。

『起きてしまった出来事や、やってしまった事は変えられない

そこから何を学びどう行動していくかだ!』ってね。

ボクらだけじゃなく

人間だから間違ってしまうこともある。

悪いことを悪いと思えない人もいれば

悪意があってやったわけでないこともある。

到底そういう時は、いつも人間は自信を持った決断をしているはずなんだ。

でも失敗し傷つけたり傷ついたりしてしまうこともある。

それが人間なんだね。

 

その『ごめんなさい』は直接その人に届けられないこともある。

その時はまだ、直接受け入れてもらえいないこともある。

だからボクらは、言葉を超えたkunikoの音楽の魔法で

恩おくりである『ありがおうをリレーしよう』と決めたんだ。

 

神様は、人間のために【災い】をつくり

そして箱の一番下に【希望】を入れたんだね。

災いや辛い思いもしないと幸せや有り難みもわからないんだよね。

それに賢者が教えてくれたもう一つ

間違いは悪いことじゃない

間違いをそのままにするのがいけないんだ。

 

みんな、不満や不安を数える前に

ボクらと一緒に『ありがとう』を数えてみないかい?

 

『ありがとうの光』はボクらが見失いがちな

大切なものをみつけることをいつも手伝ってくれるんだ。

 

だから、ボクらはこんなミッションを掲げているんだ。

 

【 たくさんんのありがとうを音に乗せて 世界中に光を 】

 

これは、ボクらがプロジェクトをスタートした時のお話だよ。

 

きつね。

 

 

 

 

 

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